上川陽子・新外務大臣が『外交デビュー』へ 「各国と信頼関係を構築したい」 内閣改造で静岡県3人が副大臣、政務官に

 13日の内閣改造で、5度目の入閣を果たしたばかりの上川陽子外務大臣が、ニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、18日午前、羽田空港を出発しました。

上川外務大臣(15日 外務省):「G7議長国として、国際社会を主導する、責任ある役割を担っている。国連という大舞台で日本の存在感を示し、各国と信頼関係を構築したい」

 13日の内閣改造で5度目の入閣を果たしたばかりの上川陽子外務大臣は、15日の会見で、18日から22日までアメリカを訪問することを発表。外交デビューへの意気込みを明かしました。上川大臣はニューヨークで行われる国連総会や、G7=先進7カ国外相会合への出席も予定されていて、早速、G7議長国としての大役が待ち受けています。

 一方、内閣改造に伴い、副大臣と政務官の人事も行われ、静岡県内からは3人が選ばれました。静岡2区の井林辰憲衆院議員(47 麻生派)が内閣府副大臣。

比例東海ブロックの宮沢博行衆院議員(48 安倍派)が防衛副大臣。

静岡4区の深沢陽一衆院議員(47 岸田派)が外務政務官に起用されています。

 過去最多に並ぶ5人の女性が入閣した閣僚人事とは一転し、副大臣・政務官は、54人全員が男性という結果に。上川大臣も含めると、県内からは4人が起用された今回の内閣改造。それぞれがどのように手腕を発揮するのか、静岡からも注目が集まっています。