10.9トラックフェア 2024年問題は
10月9日はトラックの日」です。静岡市ではトラックを身近に感じてもらおうとイベントが開かれました。
西尾梓アナウンサー:
「静岡市のこちらの場所では子どもたちに向けたトラックのイベントが行われています。このエリアでは子ども自らがトラックを運転し、商品を運ぶことで物流について学んでいます」
静岡市で開催された「トラックフェスタ2023」。
「トラックの日」の9日県民にトラックの仕事について理解してもらおうと開かれました。
イベントでは大型トラックの乗車に、トラックやフォークリフトを使った仕事体験や、ドライバーの適性診断などのブースが設けられ、子どもたちを中心に挑戦していました。
参加者(男の子):
「ハンドルが普通の車より大きい。将来自分が人手不足になったら助けられるようになりたい」
運転に挑戦していたこちらの子は
参加者(女の子):
「楽しかった。カーブのところなどが難しかった」
保護者:
「トラックってこのように物が運ばれているんだよというのが体験しながら学べるのがすごくいいな と思った」
静岡県トラック広報委員会 佐原司郎委員長:
「楽しみにもなると思うので、そういった体験を通してトラックも身近なものということを感じてもらえる機会になれば」
「2024年問題」を巡り今注目を集めている運送業界。
来年4月以降、ドライバーの時間外労働時間の上限が年間960時間に制限されます。
ドライバーの労働環境の改善が期待される反面、物流の停滞や労働時間の短縮で、賃金低下による人材の流出が懸念されています。
県トラック広報委員会 佐原司郎委員長:
「大事なことは短い時間でもしっかり働いて稼ぐことができる。
我々の業界がいかに魅力的な業界になるかということが、 物流を止めないというそれを成し遂げるための 根本的な対策だと思う」