静大・浜松医大の統合再編問題で静岡大学内に白紙撤回の動きが? 16日午後浜松キャンパスが会見へ
静岡大学と浜松医科大学の統合・再編問題を巡って、両大学が締結した合意書が静大内で白紙撤回に向けた議論が進んでいるとして、浜松キャンパスの学部長らがこの後、正午から会見を開く予定です。
両大学の統合・再編問題では2019年、少子化などを背景に、浜松地区・静岡地区にそれぞれ新たな大学をつくる「1法人2大学」案で合意しましたが、おととし無期限の延期が発表され、こう着状態が続いています。
合意書に基づく統合・再編を推進する静大浜松キャンパスの学部長らによりますと、学内では現在、合意書の「白紙撤回」を視野に議論が進んでいるということで、会見では浜松キャンパスの工学部・情報学部長らが、危機感を表明するとみられます。