静岡県でも122人が症状訴え 青森・八戸市の業者の「駅弁」集団食中毒…「ごはんの温度」「殺菌・消毒」に問題か
静岡県内でも122人が症状を訴えた青森県で製造された弁当による食中毒について、「ごはん」の管理などが徹底されなかった可能性があると発表されました。
青森県八戸市の「吉田屋」が製造した弁当による集団食中毒では、静岡県内でも122人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。青森県の八戸市保健所は食中毒の原因として、外部に委託していたごはんの製造で、注文時の指示書より高い温度で受け入れ、冷却までに菌が増殖した可能性やごはんを配送した箱の殺菌などをせず、そのまま搬入したことでごはんや具材に菌が付着した可能性があることなどを挙げました。
保健所は、改善報告書の提出を吉田屋に求めていて、今後、立ち入り検査などを踏まえ、営業停止を解除するとしています。