５万人の個人情報流出か…名前、住所、電話番号など　ＮＴＴ西日本の子会社の情報流出問題で　浜松市

　ＮＴＴ西日本の子会社の元派遣社員が、浜松市の国保加入者の情報を不正に流出させた可能性があることがわかりました。

　浜松市は、国保加入者に対して特定健診を受けるよう促す業務をＮＴＴ西日本側に委託しました。その際、コールセンターシステムの運営保守を担うＮＴＴビジネスソリューションズで、派遣で働いていたシステムエンジニアがデータサーバーにアクセスし、全国およそ９００万人のデータをダウンロードしていたということです。

　浜松市によると、市内ではおよそ５万人の名前や住所、電話番号などが流出した可能性があるということです。現時点では被害は確認されていないということですが、今後、業務委託先を含め、個人情報の管理を徹底するとしています。