課題は「弾丸登山」「外国人登山者」など…富士登山で会合 静岡側登山者8万4086人…去年の1.3倍 静岡・沼津市

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 安全で快適な富士登山を推進する関係団体で作る会議の初会合が、静岡県沼津市で開かれました。

 今年の夏の静岡側の富士山の登山者数は8万4086人で、コロナ禍だった去年の1.3倍。富士山保全協力金の協力率も過去最高の73.5%でした。

 今回の推進会議は、関係者の間で課題を整理・共有し検討するために設けられ、初会合には、山小屋組合・登山ガイド団体・警察消防などおよそ50人が参加しました。課題として「弾丸登山者への対策」「外国人登山者への対策」などが上げられ、意見が交わされていました。

静岡県富士山世界遺産課 大石正幸課長:「世界遺産としての価値・信仰の対象・芸術の源泉、富士山を体験していただきながら、安全に楽しく登っていただきたいと考えているものですから」

 2回目の会議は来年春に行われる予定です。