「大変残念」大学再編期成同盟会の会合への静大日詰学長の欠席について浜松市の中野祐介市長
静岡大学と浜松医科大学の統合・再編問題を巡り、静岡大学の日詰学長が来月予定されている期成同盟会の会合に欠席することを受け浜松市の、中野祐介市長は「大変残念」と語りました。
中野祐介市長:
「学長欠席ということで大変残念」
大学の統合・再編について静大と浜医大は4年前に、浜松地区・静岡地区にそれぞれ新たな大学をつくる「1法人2大学」案で合意しましたが、10月静岡大学側が合意案とは異なる「1大学2校」案を正式案とする方針を固めました。
当初の合意書に基づく再編を進めるため浜松市が主導して結成した期成同盟会は、12月6日の会合に両大学の学長を招いて現状説明を求める方針でしたが、静大の日詰学長は「1大学2校案」を学内に説明している段階であることなどを理由に、欠席を表明。
浜松市は大学再編を地域一体で進めるため、これまでにも市の会議への出席を日詰学長に求めていましたが、こちらも去年10月を最後に開催されていません。
中野祐介市長:
「新しい案が出てき始めたのを踏まえて、状況を教えていただきたいと再三申し上げていたわけであって、(日詰学長には)正式な案として出てくる前に、教えていただきたい」
期成同盟会によりますと、12月6日の会合には、浜医大の今野学長が出席するのに対し、静大からは浜松キャンパスの学部長らが出席するということです。