【PFAS】高濃度で検出された工場内の浄化設備が18日から稼働 静岡市清水区

静岡市清水区の工場周辺で高濃度の化学物質が検出された問題で、市は工場内の浄化設備が18日から稼働したと発表しました。

 有機フッ素化合物PFASを巡っては、「三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場」周辺の水路や井戸水から、国の暫定目標値を超える濃度が検出されました。

 19日工場側と市、三保地区連合自治会の三者連絡会が開かれ、工場内に設置した浄化設備が18日から稼働したと説明があり、地下水をくみ上げて、装置でPFASの濃度を下げてから排水しているということです。

 一方、市は、国の暫定目標値の220倍のPFASが検出された三保雨水ポンプ場内に、仮設の浄化設備を設置し、今週中に稼働する方針です。