【リニア】矢野座長「ギャップを埋める論議を精力的に進めたい」 国のモニタリング会議が初会合 

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 リニア新幹線工事を巡り、JR東海の環境保全対策を確認する国のモニタリング会議の初めての会合が29日、都内で開かれました。

 リニア新幹線工事を巡って、JR東海が行う水資源や環境保全対策を継続的に確認するため、国土交通省はモニタリング会議を設置しました。

矢野弘典座長:「工事が開始して初めて、実測に基づく本当の意味でのモニタリングが始まると思う。必要なら国交省も入っていただき、再編成をし、早急にギャップを埋める論議を精力的に進めていただきたいと強く希望する」

 都内で29日午後4時から始まった初めての会議は非公開で行われ、およそ2時間で終了しました。モニタリング会議の座長は産業雇用安定センターの会長とふじのくにづくり支援センターの理事長を務める矢野弘典氏。委員は大学教授など6人で構成されていて、会議にはオブザーバーとして、静岡県や静岡市、流域市町なども参加しています。委員らは春から夏ごろ静岡工区を視察する予定だということです。