静岡県内初 宿泊税導入案を委員会で全会一致で可決 熱海市議会総務福祉教育委員会

静岡県内で初となる宿泊税の導入について、熱海市議会の委員会で審議され、全会一致で可決されました。

 熱海市議会では12日総務福祉教育委員会が開かれ、今議会に提案されている「熱海市宿泊税条例」について審議されました。

 宿泊税は12歳以上1人1泊につき200円となり、見込まれる税収はおよそ7億円で、観光振興策に限定して使用します。

 委員からは「宿泊税導入で歳入が増えることで地方交付税が減額する可能性はあるのか」などの質問が出ましたが、導入自体に反対する声はなく、採決の結果、全会一致で可決されました。

 今後、宿泊税条例は2日後の本会議で採決され、可決されれば総務大臣の同意を得て、来年4月の導入を目指すということです。