『宿泊税』1人1泊200円徴収へ…来年4月の導入目指す 税収7億円は観光振興策に使用 静岡・熱海市
静岡県熱海市は、県内で初となる「宿泊税」の導入について、来週始まる市議会定例会に条例案を上程すると発表しました。
宿泊税の導入は、少子高齢化や人口減少で税収が減る中、観光関連の財源を確保するため検討されてきました。1月開かれた行政審議会では、宿泊税の創設が必要であるとする答申案を承認。宿泊税は12歳以上1人1泊につき200円となり、見込まれる税収およそ7億円は観光振興策に限定して使用します。新年度の当初予算案では、宿泊税導入準備経費としておよそ1億2800万円を盛り込みました。
静岡・熱海市 斉藤栄市長:「システムを改修する必要がありますので、その改修費。また新しい税の導入になりますので制度の周知をするためのポスターの作成経費」
宿泊税の条例案は21日開会する市議会定例会に上程され、議決後、総務大臣の同意を得て来年4月の導入を目指すという事です。