ゴールデンウイーク期間中 静岡県内を訪れた人は約140万3000人 「浜名湖花博2024」効果で前年比115.2%

 2024年のゴールデンウイーク期間中に静岡県内を訪れた人の数は、前年より15%増えたことが静岡県のまとめでわかりました。
      
 県によりますと、2024年のゴールデンウイーク(4月27日~5月6日)に県内の主要観光施設・40施設を訪れた人は、およそ140万3000人で、前年比115.2%であったことがわかりました。増加した主な要因として「浜名湖花博2024」の開催効果で、はままつフラワーパークや浜名湖ガーデンパークの来場者が増えたことをあげています。

 一方、大河ドラマの影響で前年の来場者が多かった歴史文化施設では、減少した施設もありました。

 また、期間中の主要イベントの来場者数はおよそ265万人で、前年比96.7%にとどまりました。5年ぶりの完全開催となった浜松まつりは、5月3日、4日は近年で最高の人出となりましたが、5日は大河ドラマ出演者による騎馬武者行列が実施された前年におよびませんでした。

 主要観光地域(12地域)の宿泊者数は、伊東市や下田市など5地域で前年より増えましたが、円安の影響もあり、インバウンド観光客の増加が目立ったということです。

静岡県庁