自民党総裁選 衆院静岡1区選出・上川陽子氏 推薦人の確保に奔走
告示が1週間後に迫った自民党総裁選。静岡県内選出の上川陽子氏は外務大臣としての公務に取り組みながら、推薦人確保に奔走する日々が続いています。
◆上川陽子外務大臣:
「きょうこうして2年ぶりに、日豪2プラス2を開催できることを大変喜ばしく思っている。自由で開かれたインド太平洋の実現に取り組むオーストラリアはいまや日本の安全保障においても不可欠な存在。協力をたゆみなく強化し、新しい次元に引き上げたい」
オーストラリアで外務・防衛担当閣僚会議、いわゆる「2プラス2」に出席した上川陽子外務大臣。
自民党総裁選の告示が1週間後に迫る中、4日は党本部で麻生(あそう)副総裁と会談しました。
◆上川陽子外務大臣:
「推薦人につきましてはもう一息というところでありまして、今かなりめどが立ちつつあるかなと思うわけでありますけれども…」
「あと一歩」であることを強調しました。
上川氏は6日帰国する予定で、関係者によりますと、必要な20人の推薦人確保までは“あと数人”だといいます。
5日、オーストラリアで取材に応じました。
●外務大臣 上川陽子氏(71):
「直接会って推薦人になってもらえるかどうかを改めて確認していく作業があるので、その意味では期間が短いから手を抜くということはなくこちらも大切にひとつずつ積み上げていきたい。」
候補者が過去最多となっている自民党総裁選。
◆小泉進次郎元環境大臣:
「きょうは野球やらせてもらえると聞いて、スニーカーとグローブを持ってきた」
神奈川県内の学校を視察で訪れた、小泉進次郎(こいずみしんじろう)元環境大臣。野球部の生徒たちと交流しました。
◆小泉進次郎元環境大臣:
「僕は高校3年の夏にセカンドでレギュラーで出て、最後の試合で満塁バッター僕に来たなと思うでしょう。結果がピッチャーゴロゲッツー。やっぱり最後当てに行っちゃったんだよね。今でも自分の中でそこがすごく心残りです。だから野球を高校3年で終わってからも、今こうやって政治をやっていても、自分の中のモットーは『迷ったらフルスイング』」
立候補の意向を固めてから、精力的な活動を続けています。
◆小泉進次郎元環境大臣:
「自分自身もこの総裁選をフルスイングで頑張ろうと、気持ちを新たにしました」
小泉氏、そして石破氏とともに「小石河連合」と呼ばれた河野太郎(こうの・たろう)デジタル大臣はきょう、政策発表会見に臨みました。
◆河野太郎デジタル大臣:
「有事の今こそ、河野太郎」
すべての国民に確定申告をしてもらうという独自政策を打ち出しました。
◆茂木敏充幹事長:
「『増税ゼロ』の政策推進、これを実行していきます」
物議となった発言から一夜。5日、茂木敏充(もてぎ・としみつ)幹事長は…。
◆茂木敏充幹事長:
「防衛力強化や子育て支援策はしっかりと進めつつ、その財源については新たな財源確保策で対応する。すなわち、これまでの政策は継続しつつ、さらに進めつつ、財源については新たな工夫をするということです。」
自民党総裁選は12日告示、27日投開票です。