地震被害などに備える広域の防災協議会が発足 静岡・伊豆半島の7市6町
静岡県の伊豆半島での地震被害などに備える、広域の防災協議会が7市6町の間で設けられました。
伊豆半島の7市6町では、1月に発生した能登半島地震を受けて、伊豆半島の広域防災について検討を進めてきました。
28日は経緯や枠組みの説明が行われた後、協議会の発足が承認されました。協議会の計画案では観光客が多い夏の昼に南海トラフ地震が発生した想定で、物資の補給や観光客の帰宅支援など広域での支援体制を考えて行きます。
●伊豆広域防災協議会 菊地豊会長:
「リアルなシナリオを提示して行けば、課題と対応策が具体的に出てくる。そこで(市町で)カバー できない所を広域で作る」
今後は2025年1月下旬までに計画の骨格を、2026年3月末までに計画の概要を作る方針です。