浜岡原発の再稼働目指す中部電力の林社長 静岡県の鈴木康友知事と初の会談
静岡県御前崎市にある浜岡原発の再稼働を目指す、中部電力の林欣吾社長が鈴木康友知事を訪問しました。
21日午前、中電の林社長が知事室を訪れました。初めてとなった10分間のトップ会談は非公開でしたが、林社長が原子力規制委員会による浜岡原発の審査状況などについて、鈴木知事に説明したということです。
浜岡原発を巡っては中電が、海抜22メートルの防波壁を28メートルに引き上げる方針を新たに示したほか、原子力規制委員会が3号機と4号機の適合性審査を始めることを決定しています。
●中部電力・林欣吾社長:
「これからも1歩進むので、ちゃんと丁寧に的確に安全のために設備体制をやっていくと同時に、県民の皆様には丁寧に話をしていく」
●鈴木康友知事:
「安全性の確保が一番なので、新規制基準の適合性審査にしっかりと対応いただき、一層の安全の確保に努めていただきたい」