浜岡原発1.2号機2024年度から原子炉領域の解体に着手 中部電力
浜岡原発の1・2号機について中部電力は、2024年度から原子炉領域の解体に着手すると発表しました。
浜岡原発では2009年に1・2号機の運転が終了しています。
中部電力は現在1・2号機の排気筒やタービンなど、原子炉領域の周辺設備の解体を進めていますが、2024年度から原子炉領域の解体に着手するということです。
中部電力は14日静岡県に作業工程などを説明し、放射能レベルが比較的高い原子炉内の構造物は、遠隔操作により水中で切断すると話しました。
また、解体廃棄物は放射線遮へいのため、処分先が決まるまで建物内部のコンクリートで囲われた場所で、保管するということです。
浜岡原発は作業工程を踏まえ、廃炉計画の完了目標を、当初予定していた2036年度から2042年度に変更しましたが「変更による安全上の問題はない」としています。