西村経産大臣が浜岡原発視察 再稼働に向けた安全対策や1・2号機廃炉に向けた取り組みを確認 静岡・御前崎市

 静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所を、西村康稔経済産業大臣が訪れ、津波による浸水被害を防ぐための防波壁などを視察しました。

 浜岡原子力発電所を訪れた西村康稔経済産業大臣は、中部電力の林欣吾社長らと防波壁を視察し、構造や機能について説明を受けました。

 海抜22m、全長1.6kmの防波壁は、大規模な地震による津波が敷地内へ浸水することを防ぐためにつくられ、数ある安全対策の中でも最も規模が大きいものです。

西村大臣:「まぁ、しかし高いですね。万全を期して安全性対策をよろしくお願いします」

 視察は再稼働に向けた安全対策や、すでに運転を終了している1・2号機の廃炉に向けた取り組み状況を確認するために行われ、西村大臣は1・2号機の建屋にも入って設備の解体状況などを確認していました。

 西村大臣が大臣就任後に、浜岡原発を視察するのは4日が初めてです。