富士山の入山管理料1人4000円を軸に検討 夜間規制は3ルート統一する方向 2月の県議会に条例案提出へ 静岡県
富士山の入山規制の方向性が見えてきました。静岡県は来年夏からの運用を目指す富士山の入山管理料について、1人4000円を軸に検討していることがわかりました。
富士登山を巡っては弾丸登山などが問題視され、静岡県が規制に乗り出しました。
関係者によりますと、来年夏から新たに1人4000円を軸に入山管理料を徴収するという骨子案を、来週の県議会文化観光委員会に示すということです。
11月の会合で地元関係者から出た意見を踏まえ、方針を決めたということです。
また夜間規制の開始時間は県内3ルート統一する方向で検討し、山梨県とも足並みをそろえたいとしています。
静岡県は年内にパブリックコメントを行い、山梨県と調整の上、来年2月の県議会に条例案を提出する予定です。