中学校の部活動を2027年9月に地域クラブ活動へ転換 基本有料できっちりとした指導体制を作る 静岡市 難波喬司市長
静岡市は中学校の部活動を2027年9月に地域クラブ活動へ転換すると発表しました。
中学校の部活動を巡っては、少子化で生徒数が減少していることから、廃部する動きが進んでいます。
国はおととしから2025年までを改革推進期間と定め、部活動を学校外の地域の人が中心になって行う新しい形のクラブ活動に転換する方針を示しました。
静岡市もこれまでに2026年夏から休日を、2030年から平日も地域クラブ活動へ転換する方針を示していました。
しかし、市が行った実証実験で、平日と休日の指導者が異なると生徒が混乱するほか、生徒がけがをした場合の責任の所在が不明確などの課題が浮き彫りになりました。
そのため市は2027年9月に、休日も平日も地域クラブ活動へ転換することにしました。
難波喬司静岡市長:
「基本は有料ということになると思う。きっちりとした指導体制を作りたいので。。ただし今まで無料だったものが急に上がるというわけにもいかないので、一定の市の負担を入れていくことになる」
静岡市は今後具体的な月謝などを検討していくということです。