2024年の台風で墓石が倒壊するなどの被害 静岡市清水区の寺に高校生が義援金を寄付
2024年8月の台風で土砂が崩落し、墓石が倒壊するなどの被害を受けた静岡市清水区の寺に高校生が義援金を贈りました。
2024年8月に発生した台風10号では、静岡市清水区にある鉄舟禅寺の裏山の土砂が崩落し、51基の墓石が倒壊しました。
これを受けて東海大学付属静岡翔洋高校の生徒会は寺を復旧させようと、2024年9月から校内や全国の付属校から義援金を募り、29日午前、集まったおよそ219万8千円の目録を住職に手渡しました。
●鉄舟禅寺 世永天山住職:
「東海大翔洋のみなさん。そして多くの方々のご支援協力もいただきまして、無事にですね昨年の12月中旬に被災にあった51件のお墓の仏様全ての仏さまお1人たりとも残さず救出することができました」
その後、生徒らは土砂が崩落した裏山を住職らと視察し、被害から少しずつ復旧してきた様子を確認しました。
●東海大学付属静岡翔洋高校生徒会長 見﨑航平さん:
「一日でも早く今までよりも安心安全な鉄舟寺を見たいですし、檀家さんの笑顔が早く戻って来るようなものを見たいと思います」