静岡市過去最大の新年度当初予算案を提出 本気の人口減少対策と「アリーナ整備・公民連携係」の新設を表明 難波喬司市長

静岡市議会2月定例が10日から始まりました。過去最大規模となる予算案の提出。難波市長が強調したのは…。
静岡市 難波喬司市長:
「静岡市の人口減少は他の政令指定都市と比べ、最も厳しい状況下にある。静岡市は本気で人口減少対策に取り組む必要がある」
静岡市は開会した2月定例会で、一般会計として過去最大規模となる3885億円の新年度当初予算案を提出しました。
予算案では子育て支援策として急病の子どもを預かる施設の増設などに4600万円余りを、物価高騰に伴う給食費の負担を軽減するため6億1200万円などを盛り込みました。
また、人口減少社会にインターネットやAIの急速な発展など新しい転換期にあるとして、第4次総合計画の見直しを表明しています。
一方で「あの構想」については…。
静岡市 難波喬司市長:
「専属的に取り組む『アリーナ整備・公民連携係』を 総合政策局の社会共有資産利活用推進課に新設する」
JR東静岡駅北口の新アリーナ構想に向けて難波市長は新たな担当役の新設を明らかにし、構想への思いをにじませました。
静岡市議会2月定例会は 来月6日まで開かれます。
