台風で土石流の被害を受けた静岡市山間部の油山地区に新たな砂防堰堤が完成

3年前、台風で土石流の被害を受けた静岡市山間部の油山地区に、新たな砂防堰堤が完成しました。
完成した砂防堰堤は高さ12メートル長さ49.5メートル。総事業費はおよそ3億5000万円です。
静岡県によりますと、油山川には3つの砂防堰堤がありますが、2022年の台風15号では土砂が砂防堰堤を乗り越えました。
今も上流には1万立方メートルの土砂が残っており、新たな砂防堰堤はこの量に耐えられる設計になっているということです。
●静岡土木事務所 伊東信幸所長:
「地元の人が安全安心に暮らせるように、この砂防堰堤をしっかり維持管理したい」