静岡・袋井市の法多山尊永寺「法多山の田遊び」が国の重要無形民俗文化財に指定 保存会のメンバーらが鈴木知事を訪問
静岡県袋井市の法多山尊永寺で行われる郷土芸能「法多山の田遊び」が、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
室町時代から続く法多山の田遊びは、豊作を願って田植えの様子を踊りで表現する郷土芸能で、毎年1月7日に尊永寺諸尊堂で行われます。
2024年3月に国が重要無形民俗文化財に指定したことを受け、保存会のメンバーらが鈴木知事を訪問しました。鈴木知事は担い手の育成に興味を示し、「教育委員会と一緒にやるといいと思う」と述べました。
●法多山田遊祭保存会 戸塚文彦会長:
「伝承の問題でなかなかなり手が少ないので、中学生の子どもたちに田遊びを知ってもらって、PRしていくことをしっかりしていかなければならない」
重要無形民俗文化財の指定は静岡県内で12件目です。
