公表前の人事異動情報『のぞき見』…パソコンのシステム不適切利用で職員4人を懲戒処分 静岡・沼津市

静岡・沼津市役所の職員4人が、システムを不適切に操作して公表前の人事異動情報などの閲覧や漏えいをしたとして懲戒処分を受けました。
沼津市役所ICT推進課の20代から40代の男性職員4人は、4人のみが使えるパソコンの遠隔操作システムで、公表前の人事異動の情報や特定の女性職員の画面を閲覧していたということです。そのうち1人は閲覧した情報をほかの職員に漏らしていました。不適切利用が確認されたのは、利用履歴が分かる去年8月から3月までで、回数は4人で合わせて2800回余りにのぼるということです。
市の聞き取りに対し、4人は「興味本位だった」などと話しているということです。市は8日付で4人を停職や減給、戒告の懲戒処分にしたうえで、別の課に異動させる人事を発令しました。