「人が倒れている。擦り傷があって震えている」富士山8合目付近で中国籍の大学生が体調を崩す 山岳救助隊が救助
26日、富士山を登山していた中国人の大学生の男性が体調を崩して下山できなくなり、山岳救助隊が救助に向かいました。
警察によりますと、26日午後1時ごろ、富士山の8合目付近で「人が倒れている。擦り傷があって震えている」と登山者から警察に通報がありました。
下山できなくなったのは、単独で登山をしていた中国籍の大学生の男性(27)で、8合目までは別の複数の登山者が運んだということです。
富士山が閉山中のため救助用のブルドーザーが配備されておらず、県警の山岳救助隊は担架で8合目から5合目まで男性を搬送しました。
その後、救急隊に引き継がれ、男性は高山病が疑われて病院に搬送されましたが、ほぼ回復しているということです。
