5月1日に開かれる日米関税交渉 静岡県の鈴木知事も日本の対応に期待
日本時間の5月1日に開かれる日米関税交渉。静岡県の鈴木知事も日本の対応に期待をにじませました。
日本時間30日午前7時に始まった、大統領就任100日の集会。会場に選んだのは、アメリカ最大の自動車都市・デトロイトです。
●トランプ大統領:
「わずか100日で、私たちはこの100年で、最も重大な変化をワシントンにもたらした。アメリカの黄金時代を迎えようとしているのです」
日本時間1日にも開かれる、2回目の日米関税交渉。交渉担当の赤沢経済再生担当大臣は午前、出国前に取材に応じました。
●赤沢亮正 経済再生担当大臣:
「当然我が国の国益がありますけれども、米国側も納得するものにしないといけないということです」
県内経済への影響も避けられない、トランプ関税。
30日定例会見を開いた鈴木知事も、1日開かれる、2回目の日米関税交渉について言及しました。
●鈴木康友知事:
「追加関税措置をなくす、あるいは緩和するという回答を引き出すのが一番いいと思いますけれども、交渉についてはおそらくかなりの駆け引きが行われると思います。アメリカの出方をしっかり見ながら、日本の国益をしっかり守っていける交渉をしていただきたい」
Q.コメやトウモロコシの輸入拡大など様々な案が交渉カードとして出ているが?
「トウモロコシあるいは大豆については、国内の生産に影響が出ない形で輸入拡大を図るのも、一つの交渉ツールだと思います。ただ、米については今は確かにお米が不足している事態ではございますけれども、今後の生産者への影響も含めて中長期的に考えていかなければいけませんので、そこは国として判断していただきたい」
県は先日、経済関係団体などと初めての「対策会議」を開催していて、今後も県内企業へのヒアリングなどを通じて、対応を検討していくとしています。
