静岡県立浜松特別支援学校の建て替え計画 津波被害のないところへの分散移転を求め保護者会が知事に要望書を提出

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静岡県立浜松特別支援学校の建て替え計画をめぐり、保護者らが別の場所への移転などを求める要望書を静岡県に提出しました。

 県立浜松特別支援学校をめぐっては、校舎の老朽化の点から県が現在の場所への建て替え計画を進めています。

 これについて保護者や教員らの団体が26日会見を開き、計画の見直しを求める要望書を知事らに提出したと発表しました。

 要望書では現在の校舎が海岸からおよそ700メートルと近く、津波被害が想定されることや、生徒数がおよそ300人と大規模化していることをあげ、建て替え計画を中止して分散移転することなどを求めています。

県立浜松特別支援学校の安心・安全な場所への移転を求める会・障害児保護者の会 久保田翠代表:
「1回建ってしまったらもう変更はできない。方向性を少し問うてみるというか、1回考えてみることも必要ではないか」

 県の担当者は「要望を検討して後日回答したい」としています。