政府備蓄米の随意契約による売り渡しの申し込み受け付けが再開 静岡県内のスーパーでも

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政府備蓄米の随意契約による売り渡しの申し込み受け付けが再開されました。中小のスーパーなどが対象で静岡県内でも動きが見られています。

小泉進次郎農水大臣
「今日から始まる町のお米屋さんや中小のスーパーを対象にした新たな随意契約ですけれども隅々までできる限り広く、多くの方に備蓄米が届くように、そんな思いで新たな随意契約を始めます」

 30日から行われる中小向けの随意契約では、古古古米のみ、8万トンを放出する予定です

 静岡県内のスーパーでも申し込みの動きが。

古賀りなアナウンサー
「今朝、備蓄米の買受申し込みを行ったスーパー田子重です。店頭にも古古古米が並ぶかもしれないということで店側はどう受け止めているのでしょうか。」

田子重セナ店 内記寿治店長
「一番は客の選択肢が増えるということ。4000円台のコメ、備蓄米の3500円のコメ、2000円台のコメと数多くのラインナップをすることで客の需要に応えられる。」

 30日の申し込みで300tのコメを申し込んだ田子重。

 仮に6月から8月までの期間、静岡県内全14店舗で均一に分けた場合、一店舗当たり一日40袋ほどが店頭に並ぶ計算です。

田子重セナ店 内記寿治店長
「まだ価格は正直決まっていないが2000円以下で販売できる予定。」

5キロだけでなく、10キロでの販売も検討しています。

 “随意契約”による備蓄米放出のニュースが出てから、店ではある異変が…。

田子重セナ店 内記寿治 店長
Q.ブランド米の買い控えみたいな?
「あります、全然あります。先週からの売れ行きは悪いです。コメの動きは悪いです」

客の間で、“買い控え”が起きていました。

70代 男性
「あったら目の前にあったら買います。いっぺん試しに買ってみます。」

30代
「コメ食べられれば良い派なんで、安ければありがたい。全然食べられるなら大丈夫なので自分たちは。」

Q.3500円のブランド米と2000円くらいの古古古米が並んでいたら、どちらを購入する?

70代
「あら、うーん3500円かな。ちょっとやっぱ味が心配かな。」

 今の半額ほどの値段に興味を示しつつも、やはり味も気になるという声が…

70代 先ほどと別の夫婦
「値段的には魅力だけど味がね。ここに炊いたの並べてくださいって店長がいるから。試食をさせていただければいいかな。」

店長
「試食ですね、うちらも食べてみたいんですよね、まだ食べたことないので。」

「そうすれば意外と毛嫌いしている人も「あ、いいじゃん」って思う人もいますからね。」

店長「まずは入札できるかどうか期待しています。」

「あ、そうですよね。」

店長「そう、まず入ってくるか分からないので。」