5月の静岡県内企業の倒産件数は17件 前年の同じ月と比べて5件減少

 5月の静岡県内企業の倒産件数は17件で、前の年の同じ月と比べて5件減りました。

 東京商工リサーチ静岡支店によりますと、倒産した企業17件の負債総額は16億5300万円で、前の月の同じ年と比べて84.7%減ったということです。

 産業別ではサービス業が8件で最多、建設業5件、製造業、小売業が2件でした。原因は販売不振が11件と最多でした。

 東京商工リサーチは「中小企業を中心とした営業環境に大幅な改善は見られない。原材料費の高騰に人手不足など倒産リスクは顕在していて、物価高で個人消費が減退に向かえば倒産増加の一因になりかねない。」と分析します。