ウクライナ侵攻に断固抗議 静岡県内の議会で非難決議相次ぐ 県に続き静岡市も
各地・各方面から非難の声が上がっているロシアのウクライナ侵攻。静岡県内の議会も断固抗議し、強い「ノー」を突き付けています。
「黙とう」
総括質問初日、1日の静岡市議会。開会前、ロシアのウクライナ侵攻で犠牲になった人を悼み、黙とうが捧げられました。そして、48人の市議全員の発議により提出されたロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議が全会一致で可決されました。決議文では「国際社会、ひいては我が国の平和と秩序、安全を脅かし明白な国際法違反で断じて容認できない」と強く非難。そしてウクライナの人たちを思い、「この暴挙を抑えるためあらゆる外交努力を行うべきであり、一日も早い地域の安定を願う」とし、ロシア軍の即時かつ無条件での完全撤退を求めています。同じようにロシアの軍事侵攻を非難する決議は前日の県議会でも議員全員の連名で提出され、全会一致で可決しました。また、富士宮市議会でも1日可決されたほか、袋井市議会では2日に同様の決議案が提出されるということです。