入山証のリストバンドを静岡県に贈呈　今年から富士山の登山規制始まる　企業「低温での挙動を調べたい」

　今年から始まる富士山の登山規制で、入山証として使われるリストバンドが静岡県に無償で提供されました。

　リストバンドを提供したのは、梱包資材を扱う「日本マタイ」とイベント用リストバンドの生産を行う「エーエムビー」の２社です。関係者が２７日に県庁を訪れ、完成したリストバンドを披露しました。リストバンドには植物由来の原料が使われていて、低温でも微生物によって分解されるなど、環境への影響が少ないことなどを紹介していました。

日本マタイ商品開発部　吉益信彦担当部長：「非常に反響を楽しみにしているが、実際高山の気温が低いところで、どういった挙動を示すかも今回実証の１つ」

　リストバンドは、７月１０日の静岡県側の開山日から使われるということです。