「証拠隠滅の恐れがある」…男性が田久保市長を刑事告発 『広報誌』にウソの学歴を掲載した虚偽公文書作成・同行使の疑いなど 静岡・伊東市
静岡県伊東市の田久保真紀市長が、学歴を偽ったなどとして市議会百条委員会に追及されている問題で、千葉県の30代男性が31日、田久保市長を有印偽造私文書行使などの容疑で伊東警察署に告発しました。
告発状によりますと、田久保市長は大学の公印がある『卒業証書』を市の幹部に見せて学歴の証明にしており、これらが「ニセモノ」であれば有印偽造私文書行使罪に当たると指摘しています。さらに「広報いとう」は秘書広報課が市の名義で作成しているので公文書にあたり、「広報いとう」に『東洋大学卒業』と記載させた行為は虚偽公文書作成・同行使罪にあたる、としています。
告発した理由について男性は、告発状で、市議会百条委員会の要請にもかかわらず、『卒業証書』の提出を拒んでおり、今後、証拠隠滅や改ざんの恐れも否定できず、強制力がある捜査機関による証拠保全と押収を求めるとしています。
田久保市長はこのほか、伊東市の男性から公職選挙法違反の疑いで告発されており、警察は告発を受理しています。
