生徒が登校しなくても家族と社会活動をすれば欠席にならない「ラーケーション」を県立学校で初めて導入 静岡県教育委員会
静岡県教育委員会は生徒が登校しなくても、家族と農業体験などの活動をすれば欠席扱いにならない「ラーケーション」制度を、県立学校で初めて導入すると発表しました。
「ラーケーション」とは、「ラーニング(学び)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語で、子どもが学校以外で家族との体験活動を通して、学ぶことを目的とする制度です。
実施するのは県立清水南高校中等部と、県立浜松西高校中等部の2校で、県立学校での導入は初めてです。
1年間で最大3日間取得することができ、事前に申請すれば欠席扱いになりません。
7月1日から運用の施行を開始し、9月以降各家庭からの申請を受け付けるということです。
静岡県教育委員会は学びの例として、農業体験や自然に触れる事、アスレチックにチャレンジ、音楽や演劇などを挙げています。
磐田市の小中学校ではすでに先行してラーケーションが実施されています。
