三保飛行場が無人飛行機など次世代エアモビリティの実証フィールドに 静岡市清水区

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静岡市清水区にある三保飛行場で、企業による無人機の試験飛行が行われました。

 三保飛行場は1969年に「一般社団法人日本飛行連盟」により開設され、救難飛行などの目的で利用されてきました。

 その後は県が管理していましたが、ドローンなどの次世代エアモビリティの実証フィールドとして活用すべく、5月に静岡市が管理を始めました。

 29日行われた試験飛行は、浜松市で無人飛行機の事業を展開するコントレイルズと、静岡理工科大学、ヤマハ発動機の3者の共同で実施。

 静岡理工科大学が開発した無人電動垂直離着陸機とヤマハ発動機が開発した無人ヘリコプターがデモ飛行を行いました。

 静岡市BX推進課 今川俊一課長補佐:
「上手く活用していきたい。そうすることで静岡もモノづくりの産業があるので、一緒になってやってもらう効果もあると思う」

 三保飛行場は実証フィールドとして海に出て広い空域を飛べることや、都市部からのアクセスが良いことが評価されているということです。

コントレイルズ 内山一雄社長
「何分の一という労力で飛行試験ができるようになる。(三保飛行場が)全国に広まれば無人航空機をやっている人たちが集まって来ると思う」

 市によりますとこれまでに次世代エアモビリティの実証に関する問い合わせが10件以上あったということです。

 飛行場は7月14日から供用を開始しています。