「伊豆全体をスタートアップの聖地に」鈴木知事肝いりの「旅館温泉オフィス化事業」の第1号として伊豆の国市の老舗旅館に支社をオープン

鈴木知事肝いりの政策、スタートアップ支援の一環として東京に本社を置く企業が、静岡県伊豆の国市の老舗旅館に支社を構えました。
伊豆の国市の老舗旅館「香湯楼井川(こうゆろういかわ)」に伊豆支社「Izu Leading Office」を構えたのは、東京に本社を置き、地域創生などを手掛けるイノベーションパートナーズです。
静岡県は伊豆地域の温泉旅館の空きスペースに企業を呼び込み、伊豆地域の魅力を発信してもらう「温泉旅館オフィス化事業」に取り組んでいます。
鈴木知事肝いりのスタートアップ支援の一環で、これが第1号です。
鈴木知事締結式でのあいさつ
「スタートアップが来ると、若い人たちがどんどん来るわけですね。そうした皆さんとのこの交流人口の拡大によって、地域が活性化する」
支社は食事処として使われていた部屋をイノベーションし、6月末に完成。
広さはおよそ5畳で、落ち着いていた空間を意識しシックな仕上がりになりました。
株式会社イノベーションパートナーズ 本田晋一郎社長
「伊豆全体をスタートアップの聖地にするという、まず目標を掲げています。その玄関口である伊豆長岡、ここをスタートアップの拠点にまずすることで、全体、下田、修善寺、こういうところに広げられたらいいなという風に思っています」
今後、イノベーションパートナーズはビジネス人材の誘致と交流、関係人口の拡大に取り組んでいくということです。