鈴木康友知事がトップセールス 静岡県内への企業立地やスタートアップ誘致の促進を図るイベントを都内で開催

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知事がトップセールスを行いました。静岡県内への企業立地やスタートアップ誘致の促進を図るイベントが都内で開かれ、鈴木知事が産業の施策を紹介しました。

久須美舞記者:
「鈴木知事が都内のホテルに到着しました。この後およそ180人の県外事業者に向け自ら静岡の魅力をアピールします」

 首都圏で事業を行う企業などを対象に開かれたセミナーには製造業や金融機関などおよそ120社が参加しました。

 静岡県内への企業立地やスタートアップ誘致の促進が目的で製造業と絡めた都内でのイベントに知事が登壇するのは就任後、初めてです。

鈴木康友知事:
「自動運転とか空飛ぶクルマ。スズキとスカイドライブが連携して取り組みをしているし、いろんなこういう取り組みがあるので、皆さんのいろんな事業とコラボできるチャンスがいろいろあるのではないかと思う。スタートアップがいろいろな取り組みをするときに我々が伴走型で支援をしていく」

 鈴木知事は30分にわたり立地の優位性や優れた気象条件など、静岡の魅力や支援制度をアピール。

 静岡県が新年度から始める方針のスタートアップに資金を支援するファンドサポート事業の説明もしました。

 これは、県が認定した投資会社がスタートアップに融資した場合、最大4000万円を県が交付するものです。

 また県内20の市や町の関係者も出席し、三島市の豊岡武士市長は観光資源や産業施策を紹介しました。

 セミナーの後に行われた交流会では、鈴木知事が参加者と名刺交換しながら意見を交わしていました。

鈴木知事と事業者
「実は廃棄物から水素を作り出そうというプロジェクトを
やっている会社です」

「へえ~!」

「どういう技術なんですか」

「ガス化と言って燃やさずに熱を与えて廃棄物から出てくるガスから水素や二酸化炭素を抽出する」

スタートアップ・東京都内
「こういったイベントを通してトップの方にいかにダイレクトにアプローチを するかが大事。特にスタートアップってなかなか知名度もない経験もない中でどうやって早く進めるかとなるとこういったイベントはすごく大切」

製造業・埼玉
「「仕事のしやすさというよりも住みやすさという部分
で非常に感慨深いものがありました。製造業のDNAというか創業の地として大変立派な方々を輩出されている土壌があることは魅力になっていると思う」

鈴木康友知事:
「静岡県に関心を持っていただいているスタートアップや企業にたくさん来ていただいたのでこれをぜひ実現させるべく頑張っていきたいと思う」

 静岡県は新年度当初予算案でスタートアップ関連費を今年度の2倍以上となる6億8000万円を計上した他、企業立地の関連事業費120億6300万円を盛り込んでいます。

鈴木知事と事業者
鈴木知事と事業者