田久保市長の疑惑追及する百条委を午後開催 『卒業証書』提出や出頭求める方針…再度拒否されれば「刑事告発」も 静岡・伊東市

 静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を追及する百条委員会の5回目が、6日午後に開かれます。

 田久保市長は市の広報誌に大学卒業と誤った学歴を記載させたなどとして、市議会の百条委員会から追及されています。これまで、卒業証書と説明したものの提出や、百条委員会への出頭を求められましたが、田久保市長はいずれも拒否しています。

 百条委員会の5回目は6日午後に開かれ、田久保市長が出頭を拒否したことが正当な理由にあたるか、市の顧問弁護士の見解が示される見込みです。その上で、田久保市長に卒業証書の提出と出頭を再び求めることを決める方針です。

 百条委員会への書類の提出や出頭を正当な理由なく拒否した場合は、6か月以下の拘禁刑または10万円以上の罰金に科される可能性があります。

 百条委員会は請求を再度拒否された場合、刑事告発を検討しています。

田久保市長
田久保市長