静岡県内の放課後児童クラブの待機児童 子ども・子育て支援制度が施行された2015年以降、最も少なくなる
静岡県内の放課後児童クラブの待機児童の数は、子ども・子育て支援制度が施行された2015年以降、最も少なくなりました。
放課後児童クラブは、仕事などの理由で放課後家庭に保護者のいない児童が利用できる事業で、県内では5月1日時点で485人と前年から63人減りました。子ども・子育て支援制度が施行された2015年以降、最少です。
県によりますと、施設の整備が進んだことなどから、放課後児童クラブの数は32カ所増加していて、利用定員が増えたことが背景にあるとみられます。ただ、受け入れが増えた一方、19の市や町では実施場所や人材の確保が困難などの理由から待機児童が発生しています。
また、共働き世帯が増えたことなどから利用ニーズは増加傾向で、利用を希望する人は985人増えているということです。
県は、施設整備費や運営費の助成、人材の確保など市や町の取り組みを引き続き支援していくとしています。