「水難事故多発警報」を18日まで延長 お盆休みで水難事故が発生する恐れ 静岡県

静岡県は県内全域に発令していた「水難事故多発警報」を18日まで延長すると発表しました。
鈴木康友知事
「これからお盆休みを迎え、多くの方が外出やレジャーを楽しむ機会が増えると思うが、熱中症と水難事故への十分な注意と必要な対策をお願いします」
先週の定例会見で直接、県民に注意を呼びかけた鈴木知事。
水難事故の多発傾向を受けてのことでした。
静岡県は12日、5日から11日までとしていた水難事故多発警報を18日まで延長することに決めました。
静岡県によりますと2025年は、11日までに34件の水難事故が発生し(前年比+8件)、15人が亡くなっています(前年比+6人)。
そのうち8月の事故は10件(前年比+6件)で、6人(前年比+5人)が死亡するなど、いずれも2024年を上回っています。
状況別にみると、多い順に魚釣りが10人、ボート遊びが7人、水遊びが6人などとなっていて、2024年と比較して、ボート遊びやシュノーケリング、スキューバダイビング中の事故が増加しています。
静岡県は危険な場所には近づかないことや、子どもから目を離さないことなどを呼びかけています。