浜松市に計画されている県営野球場について中野市長らが鈴木知事に対して多目的ドーム型での早期建設を求める

浜松市に計画されている県営野球場について、浜松市の中野市長らが鈴木知事に対して多目的ドーム型での早期建設を求めました。
静岡県が浜松市中央区篠原地区に建設を計画している新野球場。天候に左右されず様々なスポーツやイベントでの利用が可能となる「ドーム型」での建設の是非を含め、県と市で立ち上げた協議会などで議論が続いています。
午後、県庁の知事室を訪れたのは、中野市長をトップとする新野球場の建設促進期成同盟会のメンバー4人です。中野市長らは2025年の酷暑にも絡め、多目的ドーム型を要望しました。
●中野市長:
「こういった気候がこれから先ずっと続くと考えますとやはり全天候型の多目的運動施設、これがあるなしというのは非常に大きな意味をもってくるんだろうと」
一方の浜松市長時代、ドーム型での建設を県に要請していた鈴木知事は…
●鈴木知事:
「今、県のトップになっていますとちょっと大変厳しいなと。いかに民間の投資とかアイデアを引っ張りこめるかっていう(ところに)私は成否がかかっているという風に思っています。」
県は6日まで民間企業から建設費削減や利活用策の募集を行っており、中野市長はこの結果をもとに協議会で議論を進めたいとしています。