【中継】不信任の田久保市長 期限ぎりぎりに議会解散か 「大義なき解散」をどう説明するのか 静岡・伊東市

板垣亮記者:「全会一致で可決された不信任決議に対して、田久保市長は「中身をしっかり精査する」と述べるに留めましたが、すでに議会解散を決めているとの見方が大勢です。
複数の市議によりますと、田久保市長は昨夜、支援者との集会で市議会を解散すると話していたということで、期限ギリギリの11日ごろに議会を解散するとみられます。解散となれば市議選に突入することになりますが、市によりますと、市議選には4500万円程度の税金が投じられます。大義がないとの指摘に、市長がどう説明するのかも注目されます」
石田和外アナウンサー:「議会を解散するとなれば、田久保市長が自らに近い議員を当選させようとする動きもあるのでしょうか」
板垣記者:「市議からもそうした動きを警戒する声がありますが、市長派の当選によって新しい議会で不信任を回避するためには、最低でも7人を当選させる必要があり、かなり高いハードルと言えます。一連の騒動で、良くも悪くも圧倒的知名度を得た田久保市長の影響力がどのように働くのか、見極めは難しい情勢です。
田久保市長が選ぶのは、失職か議会解散か。どちらを選んだとしても、混乱する市政の行く末は伊東市民に委ねられています」