9月補正予算案にアリーナのペデストリアンデッキ整備費とJR清水駅前の製油所跡地の調査費を計上 市議会からは説明不足を指摘する声が 静岡市

静岡市は東静岡地区のアリーナ整備に伴うデッキの整備費用などを含む補正予算案を発表しました。
静岡市の9月補正予算案は一般会計でおよそ58億3000万円です。
そのうち、およそ25億円を債務負担行為として東静岡駅前に計画するアリーナと駅をつなぐペデストリアンデッキの整備費に計上。
そして、8月ENEOSと合意書を締結したJR清水駅前の 製油所跡地について、どのような活用が何が望ましいか調査するための費用に500万円を盛り込みました。
静岡市 難波喬司市長
「今のIAIスタジアム日本平は、以前積算をした時には148億円の改修費が必要ということ。今の時点では(スタジアムに)いくらかけますという話はなかなかできないが、1つの目安はその148億円」
一方、2日はそのアリーナとスタジアム計画について調査する市議会の特別委員会が開催され、委員からは難波市長の議会に対する説明不足を指摘する声が相次ぎました。
鈴木和彦委員長
「(難波市長の)議会に対する事前説明が何もなかったところに対して、議会として大変問題があると感じた。議会軽視も甚だしい。各会派各議員に対しての説明をきちっとして、そして記者会見に臨むと」
9月補正予算案は16日に開会する議会で審議されます。
