「議会解散」に踏み切った田久保市長「議会と市長が両輪で市政を担うため決断した」 静岡・伊東市

 田久保真紀市長の“学歴詐称”問題で揺れる静岡県伊東市。田久保市長は議会の不信任可決を受けて10日、議会の解散に踏み切りました。田久保市長は報道陣の取材に「議会と市長が両輪で市政を担っていくためには、解散という決断が必要」と理由を述べました。

 さらに「議会を初日でストップさせる判断を議会がなさったことは尊重いたしますが、私といたしましては、やはり新しい力が市政を力強く前に動かしていくという、そのような機会になればと考えております」と説明しました。

 また、議会初日に不信任案が提出されたことについて、「予算案についても議会中に追加で上程できるよう用意を進めていた。また、空席の教育長人事も間に合うよう現場で調整していた」と、暗に議会を批判しました。

報道陣の取材に応じる田久保市長
報道陣の取材に応じる田久保市長