南海トラフ地震臨時情報の対応「今後世界中の災害でも応用できるのでは」英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の大学院生らが静岡県職員に聞き取り調査
2024年に初めて発表された南海トラフ地震臨時情報の対応について、イギリスの大学院生らが静岡県の職員に聞き取り調査を行いました。
17日に県庁を訪れ、危機政策課の職員らに聞き取り調査を行ったのは、イギリスのユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の大学院生、アナスタシア・チャウさんや東北大学の災害科学国際研究所の大学院生らです。
2024年8月に初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」が発表された際の県の対応や県内の状況、職員が感じた課題などを聞き取りました。
調査後、アナスタシアさんは「直接話を聞けていい機会だった」「南海トラフ地震は注目されていて、対策や研究がうまく進めば、今後世界中の災害でも応用できるのではないか」などと話しました。
聞き取った結果は早ければ2026年にも論文としてまとめられるということです。
