自民党総裁選挙 「ポスト石破」に5人が名乗り 上川陽子前外務大臣は出馬しないことを表明

 22日告示された自民党総裁戦。“ポスト石破”に名乗りを上げたのはこの5人です。

◆小林鷹之元経済安保担当大臣:
「諦めの気持ちからは、明るい未来を拓くことなどできません。諦めではなく、希望を。頑張れば報われるという実感を。現役世代がそう思えるような日本をつくります」

◆茂木敏充前幹事長:
「昨年10月の衆院選で敗れ、都議選、参院選と敗北をした。自民党、会社で言えば、業績が急速に悪化し、倒産寸前の危機にある。そんな今だからこそ、再び立ち上がる決断をしました」

◆林芳正官房長官:
「これだけの人材がいて、これだけの蓄積があって、他の国から訪れた人は皆治安が良くて優しくて素晴らしい国だとうまく政策を繋ぎ合わせて、そしてうまく運営していけばまだまだ日本はやれる」

◆高市早苗前経済安保担当大臣:
「10年後、もしも今何もせんかったら、日本がもっと悪い状況なっとるん違うか。今生まれた赤ちゃんも、18歳の人も、22世紀まで生きられるかもしれない方々です。その方々はどうなるんや。そんなこと考えたらもう夜も寝られんぐらい心配しております」

◆小泉進次郎農水大臣:
「党員の皆さん、地方議員の皆さんをこれ以上裏切ることがないように、皆さんとともに国民の声を聞き、国民の不安に向き合い、そして国民の求める安全と安心を実現する政党として、自民党を立て直していこうではありませんか」

 およそ2週間の選挙戦。立候補者数は前回の総裁選よりも4人少ない形となりました。

自民党総裁選挙 「ポスト石破」に5人が名乗り 上川陽子前外務大臣は出馬しないことを表明

 この人も、今回は出馬しなかった1人です。

◆上川陽子前外務大臣:
「今回は、私自身立候補しないという中で、そして支える側の1人として総裁をかつぎ、またそのための努力をこれからも邁進していきたいという思いで、今回、立候補せずということを決断をいたしました」

 20日、静岡市内で支援者との懇談会を開いた上川陽子前外務大臣。500人ほどの参加者を前に“ポスト石破”レースには参加しないことを伝えました。その上で注目されるのは、誰を支持するのかですが・・・

◆上川陽子前外務大臣:
「やはり党が一丸となって、そして新しい姿を見せていくことができるかどうかということが問われているという風に思っておりますので、一致団結して、そして進めていくことができるような、そういう中でこの総裁選を私自身しっかりと受け止めて、そして取り組んでいきたいなという風に思っております。今ここでどなたということについては決めている状況ではございません」

 

自民党総裁選挙 「ポスト石破」に5人が名乗り 上川陽子前外務大臣は出馬しないことを表明

先ほど「とびっきり!しずおか」に生出演した、井林辰憲)県連会長は…

◆自民党県連・井林辰憲会長(午後5時ごろ):「(上川さんは出たいと)明言はされませんでした私には。出たいとはおっしゃいませんでしたけども、思いがあるのかないのかという雰囲気の時期は正直ありましたけど、今回直接そういうことはおっしゃらなかったので、ひたすら判断を待っていたのが正直なところ」
Q.井林さんはどなたに入れる?
A.「私は上川先生が態度表明をするまで、前回推薦人だった責任もあるので、軽々に動くべきじゃないと思っていたので土曜日に表明されましたので、正直、いままで断るので一生懸命だったので、これからイチ党員みたいな気持ちで誰が一番政策いいのかなと思いながら決めたいな、というフレッシュな気持ちで楽しみにしています。解党的出直しという言葉をどうとらえていくのかというのと、党員の中には石破総理を評価している方非常に多いので、その思いをどう引き継ぐのか、二つ相反するようなことをどう実現していく候補者、一番どの方がされていくのか注目していきたい」

少数与党として迎える今回の総裁選。投開票は10月4日です。

自民党県連 井林辰憲会長
自民党県連 井林辰憲会長