静岡市を流れる巴川の水門整備 水門の形式などを検討し2026年度に基本設計を決定へ 静岡県
静岡市に流れる巴川の水門整備に向けて、静岡県は2026年度を目途に整備に向けた基本設計を決める方針を示しました。
巴川は、静岡県の第4次地震被害想定で津波が川を遡上し、およそ4000世帯が浸水すると想定されています。
これまでに静岡市から県に水門の早期整備を求める要望書が提出されたほか、流域自治体も期成同盟会を設立するなど待ったなしの状況が続いています。
24日の静岡県議会本会議でふじのくに県民クラブの松井優介議員は、整備に向けた進捗状況を質しました。
ふじのくに県民クラブ 松井優介議員
「巴川河口部に計画している水門建設に向けた検討状況について質問する」
これに対し県は、現在港湾関係者などと調整しているとした上で、水門の形式や施工に必要なヤードの範囲などを検討し、2026年度を目途に基本設計を決定する方針を示しました。
