静岡市の難波市長が静岡県の来年度予算について鈴木知事に要望 清水区を流れる巴川の治水対策などを求める

静岡市の難波市長が県の来年度予算について鈴木知事に要望を行い、清水区を流れる巴川の治水対策などを求めました。
県の2025年度予算に対する静岡市の要望は、難波市長が直接、鈴木知事を訪問して行われました。
●静岡市 難波市長:
「先日、津波警報が出た時にちょうどこの(巴川の)河口水門の期成同盟会の総会が開かれる予定で、皆さんものすごく関心が高くて」
難波市長は鈴木知事対し、災害対策やスタートアップ施策など10項目を要望。
清水区を流れる巴川は県の第4次地震被害想定で津波が川を遡上し、およそ4000世帯が浸水すると想定されています。
難波市長は水門の早期実現を目指す期成同盟会発足の動きがあることを踏まえ、水門の早期整備、水門完成までのロードマップの提示を求めました。
また、津波対策として江尻・日の出地区内でまだ防潮堤がない場所での早期整備などを要望しました。
●鈴木知事:
「巴川を中心とした治水や防災対策については県と市で非常に色々取り組んでいるので引き続き是非調整を
しながら、迅速に進めていきたい」
●静岡市 難波市長:
「中身にすぐ入ってこれやりましょうということで、(鈴木知事と)連携はしっかり取れていると思う」