「学歴詐称疑惑」の田久保市長 「私が公約に掲げているのはメガソーラー事業の『完全白紙撤回』」 静岡市・難波市長の指摘に反論

●濱田修一郎元市議:
「皆さん共通してるんですね。もう勘弁してくれと。失礼かもしれないけど、要するにもう嘘つき市長はやめてくれというのが実情です。皆さんの声が」
こう話すのは、濱田修一郎(はまだ・しゅういちろう)元伊東市議。5日から田久保市長の辞職を求める署名活動を始めました。リコールのための署名ではありませんが、今月中にも市長に提出したいとしています。
●濱田修一郎元市議:
「不信任案が出たら市議会を解散なんていうのは言語道断じゃないですか。市民はなおざりにされて、全然蚊帳の外に置かれて、もう自分ファーストだけの市長になっていますからね」
議会側の“再要求”から一夜…。
●伊東市 田久保真紀市長:
Q.百条委員会への証書の提出はどうされますか?回答書とかはきょう出しますか?
「…」
Q.何か決まったことはありますか?
「…」
●伊東市議会 中島弘道議長:
「再度の出頭請求および記録の提出を請求いたします」
●伊東市 田久保真紀市長:
「今いただいた書類の内容をしっかり見てからコメントを出させていただきたいと、そのように思っております」
Q.コメントは今日中にいただけるんでしょうか
「私だけではコメントを出せませんので、コメントの用意が整いましたら、またご連絡を差し上げます」
Q.囲みや会見という形にしていただけますか
(立ち去る田久保)
“チラ見せ”したとされる卒業証書の提出や出頭を拒否した田久保市長に対して、市議会の百条委員会は「正当な理由がない」と指摘。いずれも期限を設定した上で、田久保市長に対応を求めています。
卒業証書の提出期限は、8日午後4時。1度目の請求を拒否した田久保市長は、今回どのような対応を見せるのでしょうか。
●静岡市 難波喬司市長
「太陽光発電事業を実施できる状態にないというのが実態です。市長がいなければメガソーラーは止まらないことはないということです」
田久保市長が続投理由に挙げた伊豆高原のメガソーラー計画をめぐり、当時の副知事として、こう指摘していた静岡市の難波市長。
これに対して、きょう田久保市長から反論が…。
●田久保真紀市長(自らのXで):
「何故突然、静岡市の難波市長が今、このタイミングで伊東市の問題にこのようなコメントを出すのか。さすがに驚きました。事業は止まっているだけで裁判は続いていますし、私が公約に掲げているのはメガソーラー事業の一時停止ではなく『完全白紙撤回』です」
田久保市長の反論について、難波市長は…。
●静岡市 難波喬司市長:
「はい。そういうことをおっしゃるんではないかなというのは想像していましたけれども、なぜこのタイミングでっておっしゃってますけど、伊東市のメガソーラーがどういう状態にあるのかについて、事実とは異なるような情報も出ていますから、事実をお伝えしたというだけのことですので。これ以上私がいろんなコメントをすることはないと思います」
