田久保市長の学歴詐称問題で揺れる市政…市議選ポスターには「信頼」「取り戻す」「未来」 市政批判を前面に出す候補者も 静岡・伊東市
田久保真紀市長が議会を解散したことに伴う静岡県伊東市の市議会議員選挙が19日に投開票を迎えます。市内に掲示されている候補者のポスターには、揺れる市政を表すような言葉が並んでいます。
12日に告示された伊東市議選には、定数20に対し、前職18人、新人12人の合わせて30人が立候補しています。各候補者の選挙ポスターを見てみると、目立つのは「前進」「信頼」「未来」「笑顔」の言葉。その他、「新しい」「取り戻す」などの言葉も見受けられます。中には田久保市長の学歴詐称問題を意識したのか、市政批判を前面に出す候補者もいます。
市内の70代男性は街を活性化させる意気込みがある人が良いと話し、「こんなに候補者が出るのはめったにない」とポスター掲示板を写真に収めていました。また、60代男性は「目立つポスターがない。顔と名前がドンとあれば良い」と話し、各候補の演説を聞いて投票先を決めたいとしています。
伊東市議選は19日に投票と開票が行われます。
