静岡市清水区の斎場跡地で高級魚「クエ」の仲間「クエタマ」の陸上養殖始まる 静岡ガス

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静岡市で高級魚クエの仲間クエタマの陸上養殖が始まり養殖場の竣工式が開かれました。

 静岡ガスは2025年6月清水区の斎場跡地の利用に関する協定を市と結びました。

 その市有地を活用した新たな事業の一環として魚の陸上養殖が6日本格的に始まりました。

 6日開かれた養殖場の竣工式には難波市長ら12人が参加し、施設の設備などを見学していました。

 養殖されるのは高級魚のクエと成長の速いタマカイの混雑種である「クエタマ」と呼ばれる魚で、クエの味わいを残しつつ、1年間で出荷サイズまで成長するのが特徴です。

 養殖場には飼育用の水槽6基と水をろ過する水槽3基の合計9基が設置され、1年を通しおよそ6000匹のクエタマを養殖できるということです。

静岡ガス 経営戦略本部経営企画部 橘髙大輝さん
「消費地である静岡市内ですとか、清水の港にも立地としても近いので、我々が作ったお魚を簡単に流通させることができるメリットがある」

 養殖されたクエタマは2026年の秋ごろを目途に出荷される予定だということです。